主体的・対話的に学ぶ
崇徳の探究学習

各教科、科目や特別活動で学習、体験した知識や経験を関連づけながら
探究活動に主体的に取り組むことで、崇徳GPを身につけ、
持続可能な社会の発展に貢献できる人材を育成します。

1年生

課題解決の手法を学習

1年生の前半では、探究活動のスタートとして、『課題解決メソッド』を使用しながら、探究の4つのプロセス(課題設定、情報収集、整理・分析、まとめ・表現)の手法を学びます。「適切な大きさの問いの立て方」を学ぶとともに、図書館の文献やICT機器を用いた適切な情報収集の方法、引用のルール、アンケートやインタビューの手法、他者に伝わる表現の方法を身につけます。
1年生の後半では、探究のプロセスの実践として、実際に自分自身の興味・関心、将来の進路をふまえた問いを設定し、自ら情報収集して課題解決する学習を行います。この実践内容をもとに新たな研究テーマを設定し、2年生以降のゼミ活動につなげます。

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2・3年生

ゼミ形式による探究

2年生

自分自身の興味・関心や将来の進路と照らし合わせながら、「人文科学」「社会科学」「自然科学」「芸術・スポーツ」の4つの大テーマを選択し、ゼミ形式で学んでいきます。ゼミの中では、3人程度のチームを結成し、チームでの課題設定と解決に向けた探究活動を行います。1年生の時に学んだ探究の4つのプロセスを意識しながら、自分たちで問いと仮説を設定し、仮説を検証するための情報収集を行います。
年度の途中では、チームごとに進捗状況を報告し合い、生徒同士で質疑応答やアドバイスを行う機会を設けます。年度の最後にまとめの報告会を実施し、生徒同士で相互評価しながらチームでの探究活動の成果と課題を明らかにします。

3年生

2年生の時と同様に4つの大テーマでのゼミ形式で学びますが、探究チームを解散し、個人で探究活動を深めていきます。
1学期は、前年までの探究活動の成果と課題を振り返り、深化させた問いと仮説を設定します。問いを解決するために調査した内容は1枚のポスター形式でまとめ、ポスターセッションによる発表を行います。多くの生徒と議論や質疑応答を行い、対話しながら学びを深めるスキルを磨きます。
2学期は、ゼミ活動での探究活動を文章にまとめ、論文化します。文章の推敲や、情報の追加・削除などについて、ゼミ内で意見交換しながら、卒業論文としてまとめます。さまざまな形式で学びを表現する機会を設けることで、発信力や表現力を磨きます。